2024/12/10
│弊社は東京の下町すみだに本拠を構える「そば粉屋」です。
創業は安永元年(1772年)、新潟県妙高高原。その後、昭和8年に「霧下そば」を商標登録。昭和28年に上京し、そば粉専門の粉屋として全国にその名を広めさせていただきました。
スカイツリーのふもと、日本の中心地という立地を最大限に活かし、北海道から九州・海外まで多様な玄そばを入荷。約60台の石臼を稼働し、その年・その季節にあったブレンドで単挽きでは難しい安定した品質を追求しています。
そば本来の風味を最大限に引き出す石臼の目立てをはじめ、その製粉技術は業界随一とも称され、うまいそば粉といえば「霧下そば粉」と言われるほど、数多くのおそば屋さんから高い評価と信頼をいただいております。
健康にも良い、粋な江戸の蕎麦文化を未来へ・世界へと繋げていけるよう、技術の継承・革新に日々精進しています!
本社店頭・オンラインショップにて、そば粉・手作りの生そば(冷凍)・乾麺・そばつゆ・そば茶などを常時直売しております。
是非お気軽にお立ち寄り・ご利用ください。
江戸の町で受け継いだ老舗の味、
伝統のそば製粉法
信濃と越後の国境、妙高山麓を流れる関川清流のほとりに生まれた「霧下蕎麦」。
初代、田光五郎右衛門が米穀商のかたわら蕎麦を賃挽きしたのがはじまり。
江戸時代に食文化として栄えた「そば切り」で、この霧下産地のそば粉はたちまち評判になりました。
その後も先代たちは蕎麦の栽培方法や石臼の目立て方など、日本の蕎麦文化に数々の革新をもたらしてまいりました。
安永元年(1772年)創業以来、江戸の町でその味を受け継ぎ、業界屈指といわれる製粉技術で心を込めて丁寧に挽いています。
おいしい蕎麦の代名詞=“霧下そば”とは…
朝霧が立ち込める高原の山間で、昼夜の気温差が大きく、冷涼な気候下で穫れる蕎麦は、香り・色・こしの強さなど、蕎麦としてのあらゆる要素に優れているといわれています。
このような産地の蕎麦を「霧下そば」と名付け、昭和8年に商標登録を受けました。
おいしいそば粉の代表といえば、即「霧下そば粉」と言われるほど全国のおそば屋さん・そば愛好家の皆様から高く評価されています。
霧下そば粉はなぜうまい?
創業250年以上の技術と経験を継承し、すべての石臼を熟練した職人が常に目を離さず徹底管理・調整。
また社員の大半がそば打ちを習得し、生そば(冷凍麺)も製造・販売することで、打ち手の気持ちに寄り添ったそば粉作りができるよう心がけています。
そば粉は本当に奥が深いもの。ただ粉にすれば良いというものではありません。
手間暇をかけている分、他社さんよりも少々お高いかもしれませんが、一度使ってみればその価値をおわかりいただけると思います。